「Pz4D製作解説」カテゴリーアーカイブ

「Pz4D製作解説」あとがき

2018年もいよいよ最終日になりました。
Pz4D製作解説もギリギリ年内に完了となり、まずはひと段落付いた気持ちです。

第1回目の投稿を2017年7月31日に行っていますので実に1年5か月が経ってしまいました。

毎週更新を目標にして進行してきましたが、7か月目でトラブルが発生し気持ちが折れてしまい、そこからグズグズの更新となってしまいました。
お付き合い頂いた方々には本当に申し訳ありませんでした。

足回りの変更とキャタピラ再検討という2つの大きな問題が発生し、足回りの方はVer2.1という形でバージョンアップ致しました。キャタピラの方は宿題という状況でまだ解決しておりません。これは来年の早い時期にバージョンアップを行いたいと思います。

また、そんなかんなで本業の新作製作作業が全くできておりませんでしたが、来年から作業を開始したいと思っております。発表はまだ先のこととなりますが一部は3D設計データが完成しているものもあるのでそう長くはお待たせしないと思っております。と言って計画通りに進行しないのが常となっていますので過度な期待はしないでください。

それでは2019年が皆様にとって良い年となりますようお祈りを申し上げます。
来年もよろしくお願いいたします。

[Pz4D-DAK]37)アクセサリーの取付

今回で4号戦車(Ver2.1)の組立解説はなんと最終回となります。あとがき的なことは別投稿で。

ではさっそく進めていきましょう。


細かいパーツの組立で1か月以上かかってしまいました。


先ずは前部操縦席クラッペと追加装甲版を取り付けます。

先に操縦席クラッペ上下A32,33を取り付けます。

次に追加装甲版A22,23を取り付けます。
A23は写真のように傾斜を付けて取り付けてください。


右側面に木製アンテナラックA21を取り付けます。
A21は2枚のパーツをラインを合わせて表裏貼り合せます。

右側面のライン(赤点線囲み)に合わせてアンテナラックA21を取り付けます。

アンテナラックの下にシャベルA48を取り付けます。ヘラの部分は丸く曲面を付けておきます。

赤点線囲みの位置にシャベルを取り付けてください。


次にジャッキA41,42,43、エンジンクランクA73、斧A3を取り付けます。
ジャッキの組立は写真を参照してください。

右フェンダー前部に写真のように取り付けます。
かなり詰めてレイアウトしないと載りません。


次はライト類を取り付けます。細かいパーツの組立となりますので写真を参考にして下さい。

ついでに通信手機関砲も取り付けましょう。

写真を参照して取り付けてください。


次は左側のアクセサリーを取り付けます。
消火器A27、シャックルA25、ホーンA17を取り付けます。

消火器は方向がありますのでご注意ください。

さぁ、ここから一気に残りのアクセサリーを取付けますよ。




バールA83、A84は写真のように先端を少し曲げてください。

足掛けA44、キャタピラ連結冶具A46を先に取り付けてバールなどはレイアウトを確認してから取り付けを行ってください。


最後にアンテナを取り付けて完成です。

これで4号戦車D型(Ver2.1)の組立解説は完了です。お疲れさまでした。

[Pz4D-DAK]36)車体上部の取付

めっきり投稿のペースが落ちてしまいました。
しかし続けていきます。

今回は遥か昔5)車体の組立2で作った車体上部を取付けます。

前回フェンダーを取付けた車体下部の後のリブA35に車体上部の後部を合わせて接着します。(赤破線部)

次に車体上部の下全体に接着剤を塗って車体とフェンダーに接着します。前側の赤丸部は車体の両側面に合わせ、矢印部分の間隔は2㎜になるよう位置合わせして下さい。

以下写真もご参照ください。



どうでしょうか?
かなり完成が見えてきました。
次回はアクセサリーの組立と取付を行います。

おまけ
砲塔を乗っけてみました。


[Pz4D-DAK]35)フェンダーの取付

かれこれ1年以上この製作解説を続けてきましたが、最近本業多忙で気力が続かず投稿の間隔が開き気味になってきました。すみません。
しかし、何とかこの製作解説は完了させたいと思いますのでもうしばらくお付き合いいただけるとありがたいです。

さて、今回はフェンダーを車体に取り付けます。
先ずはフェンダーを組み立てます。

特に難しいところはないと思います。写真を参照してください。

次に車体に取り付けます。

前側は写真の赤線同士が合うように辺同士を接着します。

全体的には車体上辺に合わせて接着してください。

後側マッドフラップは赤点線円のようにフックを内側に覆うように取り付けてください。

フェンダーの取付は以上になります。
以下写真も参照してください。

だんだん戦車らしくなってきました。
次回は車体上部を取り付けます。

[Pz4D-DAK]34)キャタピラの組立2

キャタピラについて先日の投稿で問題点があるとお知らせさせて頂きました。
これはアップデートという形で対応しようと思います。
ただ、試作検討やマニュアル改訂などを考えるとかなり時間がかかる作業になりますので、とりあえず現行品のキャタピラの取り付けを解説して先に進めたいと思います。
2020年1月19日:遅くなりましたがアップデートしました。
こちらのページからDLしてください。

先ずはドライブスプロケットにキャタピラを接着固定します。

キャタピラと当たるドライブスプロケットの歯は切り取って接着します。
rev2.2以降ではスプロケットの歯がキャタピラの穴に合うように修正してあります。
キャタピラに穴あけ加工を行ってドライブスプロケットの歯をはめ合わせる場合は一度ドライブスプロケットを取り外して接着作業を行ったほうが楽かもしれません。

ただし注意点があります。
キャタピラに穴をあけることは想定していなかったためキャタピラの穴とドライブスプロケットの歯のピッチが合っていません。歯が合うのは3ピース程度ですので合わない歯はカットする必要があります。
先にも書きましたがrev2.2以降では歯のピッチが合うようにキャタピラを修正してあります。多分歯のカットは必要ないと思います。


次はロードホイールにキャタピラを接着します。
ちなみにキャタピラの繋ぎ合わせはロードホイール下が良いでしょう。写真参照してください。


今度はガイドホイール側を接着します。
接着する前に写真のようにキャタピラのたわみを付けておくとちょっとリアルに仕上がります。
たわみは軽く付ける程度が良いです。


最後にアイドラーホイールに接着し、ロードホイール下側で接着接続したら完成です。
接続するときにキャタピラが1~2ピース余ると思いますのでカットしてから接続接着してください。

反対側のキャタピラも同じ要領で固定したら完成です。



今回はここまでです。
更新が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

Pz4D製作記現状について

※2020/1/19時点でrev2.2に更新しました。下記のキャタピラ修正を行っておりますのでPzIV DAKのページから修正版をダウンロードして下さい。

連載復活を宣言直後に再度休載状態が続いておりますことをお詫び申し上げます。

実はキャタピラの組立に問題点を発見したため解決策を検討中であります。
簡単に解決できるかと思ったのですが、全面刷新の可能性が出てきており、今後の対処をどうするか悩んでおります。

問題点とは組立手順と部品の分割です。

現在の形状でも組立は可能ですが、非常に複雑で組立難い形状になっていると感じました。
これはサイト開設当初からの構想で、出来るだけ折り曲げ加工だけで部品構成を行うことで切取り作業を削減する目的がありました。
しかし、今回改めて工作を行ってみたところ折り曲げ加工がひたすら複雑な上に切取り作業も削減効果が無いことがわかりました。非効率な作業の繰り返しでキャタピラの組立に膨大な時間を要します。

現在カット&トライを行い対策検討中です。

部品変更による型紙修正と組立説明書修正は必須と思っておりますのでしばらくお時間頂きたいと思います。

毎度勝手な言い分で申し訳ありません。

[Pz4D-DAK]33)キャタピラの組立(連載復帰)

※2020/1/19時点でrev2.2に更新しました。下記のキャタピラ修正を行っておりますのでPzIV DAKのページから修正版をダウンロードして下さい。
またキャタピラの部品構成、組み立て方を変更しております。このページの情報は旧仕様となっておりますので参照程度としてください。

長らくお休みさせて頂きましたが
連載を再開します。

1か月で復帰と言っておきながら少し
過ぎてしまいました。すみません。

さて、早速キャタピラの組立解説に入りましょう。

今回の参考写真は時間の都合でキャタピラの一部を使って解説しています。また、タッチアップもしてません。
皆さんは適宜タッチアップを行いながら進めてください。

先ずは下図を参照に点線の箇所(色は関係なし)に折り目を付けておいてください。細かい折り曲げ作業がありますので切り抜いてから折り目を付けるのは難しいです。
rev2.2では③で部品分割、②より左全部を別部品として分割し、3つのパーツとしています。①②の折り曲げ方は基本的に変わりません。

それでは①の折り目を山折りにしてホイールのガイドを立てましょう。

次にキャタピラのスパイクとなる桁の折り込みを行います。余白ごと折り曲げて折り目を付けております。
スパイク部分を別部品にしました。

桁の余白を切り外してください。
この時点でタッチアップを行ったほうが良いでしょう。
スパイクを一つ一つ切り取ってキャタピラに貼り付ける仕様に変更しました。

②点線を折って接着します。
この作業が変更になってます。

次に③の点線を折って裏表を接着します。
③で分割してありますので、折り曲げではなく、貼り合わせてください。
接着したら左右の余白(点線枠の部分)をカットします。

中央のホイールガイドの余白もカットします。

これで完成です。
タッチアップを行って仕上げてください。


今回はこれで終了です。次回は私のキャタピラ組立作業が完成したらアップします。

ちなみに車体の修正作業は以下のように完成しました。

[Pz4D-DAK]32)修正報告4

東日本大震災で犠牲となられた方々にご冥福をお祈りいたします。

奇しくも3.11にデータ修正完了しアップロードとなりました。
私の作品が震災被災者の方々に何か励ましになるとは思っていませんが、僅かでも力になれればそれは良いことだと思います。

さて、時間がかかってしまいましたが修正データをアップロードしました。Ver2.1となります。
主な修正点は以下の通りです。
・Jig D54 高さ修正 8㎜→7㎜に変更
・ガイドホイール基部のスペーサーB5x2削除
・砲塔バスケットD48高さを5㎜低くする
・サスペンションダンパー位置修正
・B10b/11bを少し四角くなるように修正
・スペアパーツ構成再検討

ダウンロードして製作して下さった方々には大変ご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。

次回からは製作記を復活させたいと思いますが
その前に車輪を再び取付る作業を行わなければなりません。これが間に合えば、ということで。

[Pz4D-DAK]31)修正報告3

皆さんこんにちは。

修正作業ですが、確認していくうちに他にもいろいろ出てきました。
データ修正も合わせて進行中ですが、なかなか時間が取れなくて進捗しなくてすみません。来週にはデータリリースできればいいなぁ、と思ってます。

さて、車体側面のパーツを作りましたので貼り付けてみます。

リリースするデータは側面だけでなくA80丸ごと差し替えになります。適宜側面だけ使う場合は写真のようにカットしてください。

はい、このように増加装甲よろしく側面の上から貼り付けます。0.25㎜厚くなりますが、たぶん問題ないでしょう。
糊付けなどでゆがみが発生しないようにGクリアを使用しました。
端から少しずつ接着していきました。糸を引きやすく指についた糊で汚れやすいので常に指をきれいにしながら慎重に作業しました。
アイドラーホイール基部の組立は次回となります。

それでは。

[Pz4D-DAK]30)修正報告2

先週サスペンションダンパーの位置が間違っていることに気づいたわけですが、この対策と修正をどうしようか思案しました。

で、結局…

外しました。全部。

ここからどうするかというと、ダンパー位置を修正した側面だけのパーツを用意して、剥がし痕で汚くなってしまった側面の上から貼ることにしました。

しかし、ここで問題が1つあります。

アイドラーホイール基部のA57(A71)はA62(A66)に強力に取り付けられているため取り外し不能でした。そこでa~dパーツを全部ばらして側面と接している部分だけ剥がすことにしました。

今週は本職のほうが忙しくてろくに作業ができませんでした。すみません。
側面貼り付けは来週です。