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[Pz4D-DAK]10)ロードホイール組立

なんと第10回です。つまり10週間続けてこれたということですね。それがどうしたって感じですよね。

さて、ロードホイールの組立に入ります。
数が多いのでボギー式サスペンション1組分だけ組み立てます。

ロードホイール本体のB20B24を組み立てます。
B20は少し長めになっています。フリーハンドでB24をカットした場合、技量によっては円周が大きくなってしまうことがありますので悲しいことが起こらないような配慮と言っておきます。ですが、正確にカットした場合は1㎜ほど余りますので適宜調整願います。
なので、B20を先に輪っかに組み立ててしまうとB24を付けたときにスカスカになってしまうことがあります。B20はB24の外周に巻くように組み立てたほうが良いでしょう。

B20B24を組み立てたらB25を取り付けましょう。
各ホイールの片面だけに取り付けます。見えない部分は省略ってことです。
同じようにB23も取り付けますが、ロードホイールは2個で1セットで、外側に向けるホイールの外側の面にのみ貼り付けます。つまり2個毎に1つだけ貼るということです。

4個のホイールではそのうち2個の片面だけB23を張ります。

その他軸になるB26やハブキャップのB27も組み立てます。

それぞれの部品をマニュアルFig Fの通りに張り合わせれば完成です。下の完成写真を参照して下さい。

上の写真に写っているピンセットを今回使用しました。先の平たいピンセットは2個のホイールを取り付けるときの位置調整に威力を発揮しました。

次回はボギー式サスペンションの組立です。

[Pz4D-DAK]9)アイドラーホイール組立2

アイドラーホイール組立の続きとなります。

細かいリブの取り付けです。ピンセットを使って慎重に作業しましょう。

C2のスポークの形状に合わせてリブを取り付けていきます。リブの端は内側の円周に合わせるように取り付けてください。

リブが完全に接着されたら反対側のC2を取り付けます。

ここでC3を取り付けちゃいましょう。先週は一番最後といいましたが訂正します。両面取り付けてください。

円周に沿ってC14を巻いて取り付けます。
C14側辺をアイドラーホイールの表面に合わせて巻いてください。表面より外側に飛び出さないよう注意してください。

C15C16と取り付けたら完成です。お疲れさまでした。

次回は32個も作らなければならないロードホイールの組立です。気持ちが途中で折れないよう、しっかり持ち上げていきましよう。

[Pz4D-DAK]8)アイドラーホイール組立1

第8回はアイドラーホイールの組立です。
Ver.2で最も細かい部品の組立です。
急がず丁寧な工作を心がけて進めてください。

切り抜きで一番めんどくさいのはC2です。

台紙から切り離さないでスポークの間の余白をデザインナイフで丁寧に切り取ります。スポークは1㎜程度の太さしかありませんので慎重に切り抜いてください。

切り抜きが終わったらタッチアップです。

こういう細かいパーツは台紙から切り取る前にタッチアップするとやり易いです。

C3、C4を切り取ります。

ここで秘密兵器の登場です。知る人ぞ知る「パンチコンパスカッター」です。詳しくは別途投稿したいと思いますが、他のサークルカッターと大きく異なる点は切り取れる円の最小半径が1.5㎜と極小なことです。小さな円はハサミやデザインナイフで作業せざるを得なかったものが効率よく非常にきれいにカット出来まますのでこれは必携道具として強く推奨します。ちなみに私は限定販売の「いちご色」を購入しました。
作業のコツですが、先ずは台紙が作業中にズレないようテープなどで固定します。次に内側の円を切り抜きます。カット出来てもコンパスを外してはいけません。中心位置がズレないよう注意しながらコンパスの歯を外周円に合わせ外側をカットして部品を切り取ります。。こうすることでC3のように細い円をきれいにカットすることができます。

C2とC4を張り合わせます。

まだC3は取り付けません。アイドラーホイール組立の一番最後に取り付けましょう。

C5を取り付けます。

今回はここまでです。お疲れさまでした。
次回は細かいリブの取り付けとなります。

[Pz4D-DAK]7)ドライブスプロケット組立2

第7回はドライブスプロケット組立続きとなります。

前回組み立てたC8C9、C11C12にC6を取り付けます。C6の足は接着する位置が決まっていることに注意してください。分かりにくいですが、下写真の矢印に黒点がありますので、C6の足をこの黒点に合わせて接着して下さい。


ここまでで3つのパーツが完成していると思います。
内側スプロケット、円錐台、外側スプロケットをすべて接着しますが、内側スプロケットの歯と外側スプロケットの歯の位置が合っていなければなりません。私は糊が乾く前に下写真のように一か所の歯に定規を当てて調整しました。

以上でドライブスプロケットの組立は終了です。

完成写真を貼っておきますのでご参照ください。


次回はアイドラーホイールの組み立てです。
さらに細かい作業になりますがしっかりついてきてくださいね。

[Pz4D-DAK]6)ドライブスプロケット組立1

第6回からは車輪の組立に入ります。
やたら細かかったり、数が多かったりしますので気長に取り組んでください。そういう私もマイペースでやらせてもらってます。ドライブスプロケットは1回の投稿で完了する予定でしたが思ったより手間取ってしまって2回に分けることにしました。
はい、言い訳です。

ではさっそく

部品の切り抜きは特に説明が必要な部分はないと思います。細かい作業なのでデザインナイフなどでゆっくり丁寧に切り取ってください。

C9C8、C11C12は歯の位置合わせが難しいです。
そこで歯を1個ずつ調整しながら接着すると良いです。

次にC9C8、C11C12を貼り付けます。
同心円でバランスを取りながら組み立てるのはなかなか難しいです。そこで下写真のように組み立ててみました。

先にC11C12を通して、C9C8を同心円になるように調整しながら作業してください。

次にC6の組立です。
6本の足を丁寧に折り曲げて足を立体化します。
細かい作業なので先が細いピンセットがあると楽です。

今回は短いですがこれで終わりです。
来週はドライブスプロケットを完成させます。

2017/09/23 追記
C6bについて1つテクニックを紹介します。
部品としてはただの円盤ですが、実車は緩やかな曲面になっております。
紙で3次元曲面を作ることは通常ではできません。ここで紹介する技は少々強引な方法で曲面を作ります。
先ず1㎝程度の厚みがあるしっかりしたゴムの台と先が球面になった棒状の物(写真はデザイン用のガラス棒)を用意します。

C6bの裏側に薄く水を塗ります。ほんの少し湿らす程度でOKです。水を付け過ぎると皺ができてて修復できなくなります。
そして裏側から球面を押し付けて丸く形を付けていきます。この時力を入れすぎると皺になったり破れてしまったりするので注意しましょう。

押し付ける台はある程度硬さがある(反発力がある)ゴムがベストです。柔らかい台だとすぐに皺ができてしまいます。

中心の円盤が少し曲面になっているのがお分かりいただけるでしょうか?立体的になっている証拠に円盤下側が少し影になっています。写真は立体感がよくわかるようライトを当てています。

[Pz4D-DAK]5)車体の組立2

ついに第5回となりました。
しかし、そろそろ製作ペースが落ちてきました。
来週第6回が投稿できるかどうか…

では車体の組立2ということで今回は上部車体の組立を解説していこうと思います。

先ずは上部車体A30の裏側に補強材を取り付けます。

C19は方向があります。円開口部に合わせて取り付けてもらえば問題ないのですが、一応、点線円部分が細くなっているほうが前になります。
続て側面の取り付けになります。のりしろはあらかじめ付けておくと良いでしょう。

マニュアル記載漏れですが、側面後端は直角に折り曲げます。

直角に折り曲げた部分は破線円のように吸排気グリルの内壁となります。

操縦手/通信手用ハッチは方向が決まってます。
取り付けるときは破線円の鍵穴の絵の向きに注意してください。A9が通信手(左)、A13が操縦手(右)、ヒンジが前側となります。
※Ver2マニュアルではヒンジが後側になるような図示となってますが誤記です。すみませんでした。

スプラッシュガードA46A45は先にどちら一方を切り取って型紙上で張り合わせると作業が楽です。ほかのパーツも同様ですが、早まってパーツを切り取ってしまった後で細いパーツどうしをきれいに張り合わせるのは至難の業です。

機関室上面ルーバーA36A38は開口部を表現した黒帯部分を切り取るとディテールがグッと良くなります。極細の中央縦桁を残すように注意しながらデザインナイフで切り取ります。型紙上で先に黒帯部分を切り取ってからパーツを切り取ると良いでしょう。裏側に貼るA37A39の黒帯は切取り不要です。こんな細かい作業できるかよって方は黒帯部分をカットしなくてもOKです。その場合A37A39は見えなくなるので取付不要です。

枠線に合わせてA30の裏側からA37A39を貼り付けます。

黒帯カットしたルーバーA36A38を取り付けます。下の黒帯が隠れるように取り付けます。

今回はここまです。お疲れさまでした。
ルーバーA36A38のカットはしんどいですが見栄えが断然変わってきますので是非挑戦してみて下さい。

次回からは車輪の組立です。これも部品数が多く同じ作業の繰り返しになってしんどいですが、やっていると一周回ってハイになってきますのでここであきらめず付いてきてくださいね。

[Pz4D-DAK]4)車体の組立1

第4回になります。奇跡的にまだ更新継続できてますね。

今回からは車体の組立に入ります。
マニュアルの方はFigBの解説となります。

折り目で分かりにくいところがあります。

ブレーキハッチを付ける上面の折り曲げですが、装甲版の厚みを表現するために線が2本描かれています。折り曲げるのは写真ピンクの破線側の方です。

次に補強板D50、D51、D52の取り付けですが、補強なのでしっかり全面に接着剤を塗布して取り付ける必要があります。そのため水性の木工ボンドではふやけて接着面がゆがんでしまいます。そこで写真下のほうにチラッと写っているGクリヤーボンドを使用しました。Gクリヤーは紙への含侵性が無いのでほぼゆがみ無く広い面積の部品が接着出来ます。

その他部品の取り付けなどはFigBの解説で解ると思いますが、側面を折り曲げた時にD49補強材の側面側のりしろ(ピンク矢印)はまだ接着しないほうが良いです。すべての面を接着して繋いでから一番最後に接着したほうがゆがみが少なく組み立てられます。

ピンク矢印を先に接着してしまうと、応力で側面が若干ハ字型になり、上面の接着がうまくいかない場合があります。

下部車体の完成写真です。

お疲れさまでした。

次回は上部車体の組立です。

[Pz4D-DAK]3)砲塔仕上げ

はい、第3回となりますPz4D製作解説ですが、今回は細かい部品を取り付けて砲塔を完成させます。

ではさっそく。

キューポラから組み立てましょう。

D8はハッチ合わせ線の絵(ピンクの破線)とリング類のつなぎ目(グリーンの破線)が交わるように合わせてください。D8は前後方向があります。鍵穴の絵がリング類つなぎ目の方向(後側になります)に向くように合わせてください。

次に信号塔を作りましょう。

あれ
?上下の円盤の大きさが合わない…
と、いうわけでD26の上下円盤は設計ミスで少々大きくなっておりますのでナイフで削るなどして修正してください。型紙修正は後日行います。

続いてはD13キューポラベースです。

特に注意点はありませんね。

次は側面ハッチです。

D37を取り付けてあります。

ヒンジは写真のように折り曲げて立体的にします。

雑具箱(ゲペックカステン)の組立です。

複雑な形状をしてますが、写真を参考に組み立ててください。正確に折り目をつけて折り曲げるのがコツです。

それでは各部品を砲塔に取り付けていきましょう。
先ずはキューポラから。D13から取り付けます。水性接着剤は付け過ぎに注意してください。接着面がゆがんでしまうと元に戻りません。砲塔後部中央に取り付けます。

キューポラリングのつなぎ目が後を向くようにキューポラを取り付けます。

アンテナ除けを砲身に取り付けます。
D5リングを先に取り付けます。位置調整ができるように砲身にはまだ接着しません。

D4アンテナ除けを取り付けます。ピンク破線のステーをD5リングに接着します。

同軸機銃も取り付けましょう。
D24をリング状にして取付け、その中にD25機銃を差し込み接着します。

残りのパーツを砲塔に張り付けて完成です。
向きが決まっているものがありますので写真を参照し注意して取り付けてください。
D27信号弾ハッチはヒンジの絵が後に向くように取り付けます。D35視察用クラッペは色が濃い方を下に向けて取り付けます。D36D40は間違うとナンバーが変になります。D37D41側面ハッチはヒンジが前向きになるように取り付けます。






これで砲塔は完成です。お疲れさまでした。

次回からは車体の製作に入ります。

[Pz4D-DAK]2)砲塔の組立

なんと、第2回の投稿です。奇跡です。

先週は砲身を組み立てましたので、今週はそれを取り付ける砲塔を組み立てましょう。

ではさっそく。

天面D30を組み立てます。
台紙から切り取ったらタッチアップします。
タッチアップが終わったら裏側に補強材C21、C22を
貼り付けます。

天面は工作中の指の力や砲塔本体の応力によって凹に変形することがわかりました。そこで今回の修正から補強材を追加することにしました。

次に砲塔本体の組立準備です。

先ほどのD30とD39の張り合わせ稜線に台紙の余白を任意に切り取って作ったのりしろを取り付けます。
※のりしろについてはこちらをご参照ください。

隙間ができないようにそれぞれ慎重に張り合わせていきます。

ん?なんか前面にゴワゴワののりしろがありますが、気にしたら負けです。
次に先週組み立てた砲身を貼り付けます。
砲身側の前面装甲板の裏にのりしろをつけて組み立てると取付が楽になると思います。
砲塔後部からピンセットをつっこんで作業すると良いと思います。

最後に後板D29を取り付けます。
これはちょうど蓋をするような取付になりますのでのりしろが使えません。辺にのりをつけて慎重に張り合わせます。いっぺんに接着しようとせず天面の辺もしくは底面の辺と接着して固定してからほかの辺との接着作業を行ったほうがバランスを取りやすくまた作業汚れも少なくなるでしょう。

こんな感じです。

お、4号D型っぽくなってきましたね。
こういう小さいところのそれっぽさが今後の作業のモチベーションにつながると思っています。

最後に砲塔旋回軸D48を取り付けます。

これ、実は逆さまに取り付けています。
本来は塞がった円筒形になるように考えていたのですが、底面の円盤と砲塔の底面を接着すると広い接着面積によって強力に接着できることと、砲塔底面の強度向上になります。車体に取り付けるときにちょっと引っかかって組立難くなるかもしれませんが、とりあえずこの形で進めてみたいと思います。

今回はこれで終了です。
次回は細かいアクセサリー類を取り付けて砲塔を仕上げます。
お疲れさまでした。

[Pz4D-DAK]1)砲身の組立

皆様こんにちは。
ついに始めてしまいましたPanzerIV ausf D(DAK)製作解説ですが、今まで年に2~3回しか更新したことがない人間が、毎週更新というエベレスト級のチャレンジを行おうという企画でございます。どうぞ寛大な気持ちで見守って頂ければ幸いです。

少し前口上を述べさせて頂きたいと思います。

前々から思っていたのですが、私のペーパーモデルは付属している取説だけでは組み立てられないのではなかろうかということです。もちろん全てのモデルについてチャレンジしてくれた方々から写真を送っていただいたりしているので組立不可能ではないようです。しかし、そうした方々はたいてい玄人の方でして、工作テクニックも素晴らしく試行錯誤に慣れていて、こういう人達は取説なんか関係ないんだな、と思ったりもします。

そんな一見さんお断り的なモデルデータを公開しておきながら「作る喜びを多くの人に味わってほしい」と公言してはばからない当サイトですのでこのままではいけないなぁ、と思っていて一念発起した企画なのです。

取説を補足するような形でできるだけ細かく解説しようと思っておりますが、ご意見などございましたらコメントなどを是非頂戴したいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが第一回目「砲身の組立」を始めたいと思います。

先ずは型紙「D」をご準備ください。

D16~D19を切り抜いて円筒形状に組み立てます。
端と端を接着するには小さいのりしろを使ったほうが良いかもしれません。
※のりしろについての詳細は「こちら」

砲身を上下させる軸を通す穴は開けておきます。
D18はまだ接着しないでおいて、以下の工程で位置合わせして接着したほうが良いでしょう。
次に細い砲身を太い砲身に差し込みます。

穴の位置が合うように針金などを通して位置合わせをして下さい。

次はD20~D23を切り取りますが、くり抜く部分があるパーツは型紙から切り取ってしまう前にくり抜く部分のカットしましょう。細い部分へのダメージ無く部品の切り取りが出来ます。

※写真は差分パーツPz4D_finite.pdfです。

ここでタッチアップについて少し解説します。

全ての部品は型紙から切り抜くとその断面(紙の厚さの面)は紙の地色です。多くの場合は白色です。
そのまま組み立てると結構目立ちますし、完成度も低く見えてしまいます。

この断面に表面と同じ色を塗って目立たなくします。
全部組み立ててから塗る方法もありますが、なにぶんにも細い面積ですのではみ出したりしますと余計に仕上がりが悪く見える場合があります。

断面塗装にはアクリルガッシュという絵具を使用しております。
タッチアップの詳細については別の機会に解説したいと思います。

先の細い面相筆を使って断面を丁寧に塗装します。

砲身にD20を取り付けます。
砲身に描いてある2本の線に合わせて取り付けますがまだこの時点では固定しません。
D20の穴は砲身に対してかなりきつめになっています。筆の柄など細い棒を差し込んで穴を広げたほうが良いでしょう。

D20にD22、D23を取り付けていったん砲身の前のほうに寄せておきます。この後の作業をやり易くする為です。
D22、D23は写真下側に黒丸(同軸銃口)がくるようにします。

D
21を砲身に通してから軸D14を穴に通します。
D14は接着しません。
軸受けD15は軸の形に曲げて成型し上側の端だけD34に接着します。

軸D14を軸受けD15に接着して固定します。
取説にはあらかじめD34に接着したD15の輪の中を軸D14を通す用に書いてありますが、こちらの工作方法のほうが簡単だと思います。

D21をD34に接着します。D21は長いほうが写真左側になるように取り付けます。

D20を根元のほうに寄せて完成です。
D20が緩くなければ砲身に接着しなくてもOKです。

砲身が上下に動くことを確認したら完成です。
お疲れさまでした。

次回は砲塔の組立になります。