第8回はアイドラーホイールの組立です。
Ver.2で最も細かい部品の組立です。
急がず丁寧な工作を心がけて進めてください。
切り抜きで一番めんどくさいのはC2です。
台紙から切り離さないでスポークの間の余白をデザインナイフで丁寧に切り取ります。スポークは1㎜程度の太さしかありませんので慎重に切り抜いてください。
切り抜きが終わったらタッチアップです。
こういう細かいパーツは台紙から切り取る前にタッチアップするとやり易いです。
C3、C4を切り取ります。
ここで秘密兵器の登場です。知る人ぞ知る「パンチコンパスカッター」です。詳しくは別途投稿したいと思いますが、他のサークルカッターと大きく異なる点は切り取れる円の最小半径が1.5㎜と極小なことです。小さな円はハサミやデザインナイフで作業せざるを得なかったものが効率よく非常にきれいにカット出来まますのでこれは必携道具として強く推奨します。ちなみに私は限定販売の「いちご色」を購入しました。
作業のコツですが、先ずは台紙が作業中にズレないようテープなどで固定します。次に内側の円を切り抜きます。カット出来てもコンパスを外してはいけません。中心位置がズレないよう注意しながらコンパスの歯を外周円に合わせ外側をカットして部品を切り取ります。。こうすることでC3のように細い円をきれいにカットすることができます。
C2とC4を張り合わせます。
まだC3は取り付けません。アイドラーホイール組立の一番最後に取り付けましょう。
今回はここまでです。お疲れさまでした。
次回は細かいリブの取り付けとなります。