「Pz4D製作解説」カテゴリーアーカイブ

[Pz4D-DAK]2)砲塔の組立

なんと、第2回の投稿です。奇跡です。

先週は砲身を組み立てましたので、今週はそれを取り付ける砲塔を組み立てましょう。

ではさっそく。

天面D30を組み立てます。
台紙から切り取ったらタッチアップします。
タッチアップが終わったら裏側に補強材C21、C22を
貼り付けます。

天面は工作中の指の力や砲塔本体の応力によって凹に変形することがわかりました。そこで今回の修正から補強材を追加することにしました。

次に砲塔本体の組立準備です。

先ほどのD30とD39の張り合わせ稜線に台紙の余白を任意に切り取って作ったのりしろを取り付けます。
※のりしろについてはこちらをご参照ください。

隙間ができないようにそれぞれ慎重に張り合わせていきます。

ん?なんか前面にゴワゴワののりしろがありますが、気にしたら負けです。
次に先週組み立てた砲身を貼り付けます。
砲身側の前面装甲板の裏にのりしろをつけて組み立てると取付が楽になると思います。
砲塔後部からピンセットをつっこんで作業すると良いと思います。

最後に後板D29を取り付けます。
これはちょうど蓋をするような取付になりますのでのりしろが使えません。辺にのりをつけて慎重に張り合わせます。いっぺんに接着しようとせず天面の辺もしくは底面の辺と接着して固定してからほかの辺との接着作業を行ったほうがバランスを取りやすくまた作業汚れも少なくなるでしょう。

こんな感じです。

お、4号D型っぽくなってきましたね。
こういう小さいところのそれっぽさが今後の作業のモチベーションにつながると思っています。

最後に砲塔旋回軸D48を取り付けます。

これ、実は逆さまに取り付けています。
本来は塞がった円筒形になるように考えていたのですが、底面の円盤と砲塔の底面を接着すると広い接着面積によって強力に接着できることと、砲塔底面の強度向上になります。車体に取り付けるときにちょっと引っかかって組立難くなるかもしれませんが、とりあえずこの形で進めてみたいと思います。

今回はこれで終了です。
次回は細かいアクセサリー類を取り付けて砲塔を仕上げます。
お疲れさまでした。

[Pz4D-DAK]1)砲身の組立

皆様こんにちは。
ついに始めてしまいましたPanzerIV ausf D(DAK)製作解説ですが、今まで年に2~3回しか更新したことがない人間が、毎週更新というエベレスト級のチャレンジを行おうという企画でございます。どうぞ寛大な気持ちで見守って頂ければ幸いです。

少し前口上を述べさせて頂きたいと思います。

前々から思っていたのですが、私のペーパーモデルは付属している取説だけでは組み立てられないのではなかろうかということです。もちろん全てのモデルについてチャレンジしてくれた方々から写真を送っていただいたりしているので組立不可能ではないようです。しかし、そうした方々はたいてい玄人の方でして、工作テクニックも素晴らしく試行錯誤に慣れていて、こういう人達は取説なんか関係ないんだな、と思ったりもします。

そんな一見さんお断り的なモデルデータを公開しておきながら「作る喜びを多くの人に味わってほしい」と公言してはばからない当サイトですのでこのままではいけないなぁ、と思っていて一念発起した企画なのです。

取説を補足するような形でできるだけ細かく解説しようと思っておりますが、ご意見などございましたらコメントなどを是非頂戴したいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが第一回目「砲身の組立」を始めたいと思います。

先ずは型紙「D」をご準備ください。

D16~D19を切り抜いて円筒形状に組み立てます。
端と端を接着するには小さいのりしろを使ったほうが良いかもしれません。
※のりしろについての詳細は「こちら」

砲身を上下させる軸を通す穴は開けておきます。
D18はまだ接着しないでおいて、以下の工程で位置合わせして接着したほうが良いでしょう。
次に細い砲身を太い砲身に差し込みます。

穴の位置が合うように針金などを通して位置合わせをして下さい。

次はD20~D23を切り取りますが、くり抜く部分があるパーツは型紙から切り取ってしまう前にくり抜く部分のカットしましょう。細い部分へのダメージ無く部品の切り取りが出来ます。

※写真は差分パーツPz4D_finite.pdfです。

ここでタッチアップについて少し解説します。

全ての部品は型紙から切り抜くとその断面(紙の厚さの面)は紙の地色です。多くの場合は白色です。
そのまま組み立てると結構目立ちますし、完成度も低く見えてしまいます。

この断面に表面と同じ色を塗って目立たなくします。
全部組み立ててから塗る方法もありますが、なにぶんにも細い面積ですのではみ出したりしますと余計に仕上がりが悪く見える場合があります。

断面塗装にはアクリルガッシュという絵具を使用しております。
タッチアップの詳細については別の機会に解説したいと思います。

先の細い面相筆を使って断面を丁寧に塗装します。

砲身にD20を取り付けます。
砲身に描いてある2本の線に合わせて取り付けますがまだこの時点では固定しません。
D20の穴は砲身に対してかなりきつめになっています。筆の柄など細い棒を差し込んで穴を広げたほうが良いでしょう。

D20にD22、D23を取り付けていったん砲身の前のほうに寄せておきます。この後の作業をやり易くする為です。
D22、D23は写真下側に黒丸(同軸銃口)がくるようにします。

D
21を砲身に通してから軸D14を穴に通します。
D14は接着しません。
軸受けD15は軸の形に曲げて成型し上側の端だけD34に接着します。

軸D14を軸受けD15に接着して固定します。
取説にはあらかじめD34に接着したD15の輪の中を軸D14を通す用に書いてありますが、こちらの工作方法のほうが簡単だと思います。

D21をD34に接着します。D21は長いほうが写真左側になるように取り付けます。

D20を根元のほうに寄せて完成です。
D20が緩くなければ砲身に接着しなくてもOKです。

砲身が上下に動くことを確認したら完成です。
お疲れさまでした。

次回は砲塔の組立になります。