「Pz4D製作解説」カテゴリーアーカイブ

[Pz4D-DAK]19)車体の組立3

第19回となりました。
今まで作ってきたパーツをいよいよ車体に取り付けます。

先ずはFig Iで作ったリアパネルを下の写真のように取り付けます。

次にアイドラーホイール基部A57(A71)を取り付けます。

赤い破線の部分はリアパネルと段差ができないように注意して下さい。

さらにアイドラーホイール基部A59 A70を取り付けます。

最後に車体裏側にサスペンション基部カバーを取り付けます。

今回はこれで終了です。
特に難しいところはなかったと思います。
それではまた来週…できるかな?

[Pz4D-DAK]18)サスペンション基部

はいどーも!
今週も投稿続けてまーす!がんばってまーす!

…雰囲気を変えて入ってみましたが面倒くさくなっただけですね。やめましょう。

さて、第18回はサスペンションを取り付ける車体裏側の基部を組み立てます。部品の絵から組上がりの形状が想像し難い部品の割に取説が素っ気ないので解説したいと思います。

先ずはB8B9の組立です。

カニの足のような形ですが、折り線に沿って折り曲げると写真下のようにまっすぐな部品になります。

次にB1B2を組み立てます。特にB1は脱出ハッチをかわす半円上の窪みがあって複雑になってます。ご注意ください。


側面の空いたところにB8B9を取り付けます。

以上で今週は終わりです。
解説は短いですが、部品は折り曲げが細かくB8B9とB1B2の合わせが結構シビアなのでしんどいです。
頑張ってください。

[Pz4D-DAK]17)ロードホイール基部

第17回になります。
何とか今週も続いています。

今週はロードホイール基部の組立です。
ここのところ細かい部品の組立が続いていますが、これからもしばらく続きます。辛抱しておつきあいください。

A57(反対側A71)を組み立てます。

3角形のリブは大きさと取り付け位置が異なります。
上写真のように上側から小さい三角、中くらいの三角、大きい三角となっております。
組み立てるとこのようになります。

次はA59(反対側A70)を組み立てます。

A62(A66)、A60(A68)、A58(A69)を取り付ける前にご注意です。A59(A70)は方向があります。

矢印の方向が上になります。すこし広がった方です。それと、中央の小さな円は模様です。A58(A69)を取り付ける位置ではありません。
組み立てるとこうなります。



軸A60(A68)はロードホイール取付まで接着しないほうが良いかもしれません。そのほうがロードホイールの位置調整がしやすいでしょう。

今回はこれで終了です。お疲れさまでした。

[Pz4D-DAK]16)フロントギアカバー

第16回です。
フロントスプロケットの内側になるギアカバーの組立を解説します。

先ずはB17、B22、B21を組み立てます。
特に難しいところは無いと思います。

B21の円にB17B22の円筒を接着します。

次にB15abを組み立てます。
山型になるように貼り合せてください。


B15cはまだ取り付けません。

B15abを取り付けます。B17円筒に沿うように取り付けてください。B21のボルトの絵が重なって見えなくならないように注意してください。B15cはB15abの位置が決まり固定したら最後に取り付けます。


こんな感じになります。わかりますかね?

はい、短いですが、今回はこれで終了です。
次回も短くなるかもしれませんがご容赦ください。お疲れさまでした。

[Pz4D-DAK]15)リアパネル組立3

リアパネル組立3になります。
あんまり作業が進捗しなくてすみません。
リアパネルの組立はあと2~3回続きそうです。

今回は第13回で作ったメインマフラーに固定用バンドと発煙筒ラックを取り付けます。

先ずは固定用バンドA55、A56を組み立てましょう。
4個作ります。

バンドといっても実物は板金製で車体とボルトで固定されています。
勉強不足で申し訳ありませんが、ベルトA55に対して補強板A56を中央に付けるのではなく左右どちらか辺に合わせて取り付けるのが正しいのかもしれません。ネットにUPされてるボービントン戦車博物館所蔵のD型リアの写真をみると補強板とベルトは同じ1枚の板金を折り曲げて作られているようにも見えます。どなたか詳しい方いらっしゃいましたら教えてください。

とりあえず両端のベルトを取り付けましょう。

円筒形マフラーとリアパネルの間には若干の隙間がありますので、余白の紙を1枚切って下に敷いて作業すると良いでしょう。また各ベルト補強板は同じ角度で取り付ける必要があります。作業マットをリアパネルに見立て補強板の角度を作業マットに合わせて揃えます。

次に発煙筒ラックを作ります。
残り2本の固定ベルトは発煙筒ラック固定用です。
発煙筒ラックがないと位置合わせできません。

先ずは発煙筒A20bを5つ並べて接着します。

ラックA20aを組立。

ラックに発煙筒を取り付けますが、写真を見てわかる通りおよそ45°くらい斜めに取り付けます。
下図を参照して頂きたいですが、発煙筒ラックは補助エンジンマフラーの位置関係もあってメインマフラーに対して斜めに取り付けられますが、発煙筒は地面に対して水平です。

リアパネルは地面に対して10度くらい角度がありますので約100°やや上向きに取り付けたほうが良いでしょう。

解説が前後しますが、発煙筒ラックの位置はやや右よりに付けます。固定ベルトはラックの内側端になるように取り付けてください。
完成品はこうなります。

今回固定ベルトを取り付け間違えてしまって痛々しい補修跡があります。今回は解説優先ということでこのまま作業しましたが、これは作り直したほうがいいかな?うーん悩ましい。
今回は以上です。

[Pz4D-DAK]14)リアパネル組立2

前回に引き続きリアパネルの組立です。
今回はアクセサリーの一つ、砲塔旋回用の補助エンジンマフラーを組み立てます。

マフラーパイプのA49を組み立てます。
※写真は曲げる部分を切り取って別に組み立ててます。

細い棒状のものに巻き付けて形を付けます。
完全に円筒に形付けるには針くらい細い棒が必要ですが、私は以下のように指で丸めました。

指で何回か転がすと自然に丸くなります。
ただし、指が汚れているとそのまま汚れが付きますので指はきれいにしてから作業したほうが良いです。

A49完成です。

A49にA51を巻き付けます。

1周して1/2くらい重なりますので適当なところで接着してください。

A81も巻き付けます。

今回はこれで終了です。
相変わらず細かい作業ですので慌てずゆっくり作業してください。

[Pz4D-DAK]13)リアパネル組立1

第13回になります。今週からはリアパネルを組み立てます。

先ずはFig I A63です。

赤点線枠のものはスパッと切り取って組み立てたほうが作業しやすいかもしれません。
組み立てるとこうなります。


上下のリブには角度があります。下図を参照にやや内向きになるように折ってください。

今週はもう少し作業しましょう。
Fig Jに進みます。
メインマフラーA52を組み立てます。

排気口cは矢印同士の辺を張り合わせるのですが、なんだかサイズが合いません。矢印の無い辺を合わせると大きくて穴に入りません。設計ミスのようです。とりあえず大きい方向でサイズを調整して張り合わせてください。側面bdは第6回ドライブスプロケット組立で追記した曲面成型テクニックを使って少し膨らませています。くれぐれも水の付け過ぎには注意してください。私はd側をだめにしてしまったため予備部品を円形に切り抜いて作り直しました。たったこの1個の部品をだめにしただけで、場合によっては追加プリントアウトしなければならなくなり、大変無駄なことになります。ご注意を。

では今週はこれで終了です。お疲れさまでした。

[Pz4D-DAK]12)ガイドホイール組立

第12回はガイドホイールの組立です。
車輪類の組立はこれで最後です。

その前に前回の忘れ物です。

写真のようにダンパーを組み立てましょう。


B14は黒いほうが下になります。

本題のガイドホイールですが、部品ごとの組立は下の写真のようになります。

特に難しいところはないと思います。
!注意!2018/02/12
B5x2は使用しないでください。キャタピラガイドが通る隙間がロードホイールの隙間と位置が合わなくなります。

全てのパーツを組み立てるとこうなります。

細かいパーツの組立となりますので無くさないよう注意して作業してください。
今回は以上となります。

[Pz4D-DAK]11)サスペンション組立

第11回はサスペンションの組立です。
だんだん内容が希薄になってまいりました。
今回も短めです。

ManualのFig Gの解説になります。
先ずはB18、B19を組み立てます。
背中になる面の折り方が少々複雑ですが、外側のラインに合わせるだけなのでよく形をみて作業してください。

次にサスペンションを支える基部B10、G11の組立です。
円盤パーツdは方向が決まっていますので間違えないように注意してください。

上の写真は戦車を正面から見た場合、右側のサスペンションになります。B11は右、B10は左です。
B18、B19も左側は逆向きに取り付けます。

ボギースプリングB18をB19に当たるところまで差し込んで取り付けたら完成です。

ヘッツアーではリアリティーを追求するため板バネ一枚毎に組立ましたが、完成後はほとんど見ることができず手間ばかりかかることがわかりましたので今回は部品を単純化しました。ヘッツアーを製作してくださった方には申し訳ありませんでした。そのうち修正します。

注意:前回作業したロードホイールはまだ取り付けないでください。最後に接地バランスを取りながら取り付けします。

次回はガイドホイールの組立です。

[Pz4D-DAK]10)ロードホイール組立

なんと第10回です。つまり10週間続けてこれたということですね。それがどうしたって感じですよね。

さて、ロードホイールの組立に入ります。
数が多いのでボギー式サスペンション1組分だけ組み立てます。

ロードホイール本体のB20B24を組み立てます。
B20は少し長めになっています。フリーハンドでB24をカットした場合、技量によっては円周が大きくなってしまうことがありますので悲しいことが起こらないような配慮と言っておきます。ですが、正確にカットした場合は1㎜ほど余りますので適宜調整願います。
なので、B20を先に輪っかに組み立ててしまうとB24を付けたときにスカスカになってしまうことがあります。B20はB24の外周に巻くように組み立てたほうが良いでしょう。

B20B24を組み立てたらB25を取り付けましょう。
各ホイールの片面だけに取り付けます。見えない部分は省略ってことです。
同じようにB23も取り付けますが、ロードホイールは2個で1セットで、外側に向けるホイールの外側の面にのみ貼り付けます。つまり2個毎に1つだけ貼るということです。

4個のホイールではそのうち2個の片面だけB23を張ります。

その他軸になるB26やハブキャップのB27も組み立てます。

それぞれの部品をマニュアルFig Fの通りに張り合わせれば完成です。下の完成写真を参照して下さい。

上の写真に写っているピンセットを今回使用しました。先の平たいピンセットは2個のホイールを取り付けるときの位置調整に威力を発揮しました。

次回はボギー式サスペンションの組立です。